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CULTURE

座談会

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CROSS TALK

教え方は1つじゃない
だから1人ひとりの個性を伸ばしていける

仕事を通して人を育てていくチクマ。
1人ひとりの個性と能力を尊重し、1人ひとりに合った人材育成に取り組んでいます。そんなチクマで活躍する若手社員3人に、先輩と後輩の関係や教育の様子について話し合ってもらいました。

MEMBER

  • S.N
    S.N2020年入社

    アルファピア事業部
    大阪販売部 販売課

    幼稚園の頃からミシンを使いこなし、大学では服飾を専門的に学んだほど服が大好き。働く人のユニフォームを扱うアルファピア事業部の営業として活躍し、今後のさらなる成長が期待される女性営業。
  • F.K
    F.K2020年入社

    ユニフォーム事業部
    企画生産部 生産課

    海外の縫製工場に生産を依頼する企画生産部のホープ。誰からも可愛がられるキャラクターが魅力。まじめな性格でどんな仕事にも一生懸命な姿が、周囲の共感を呼ぶ。経験を着実に身につけ、これからの活躍に注目が集まっている。
  • T.J
    T.J2018年入社

    ユニフォーム事業部
    企画生産部 生産課

    ミャンマーにある協力工場の窓口担当として、数多くのユニフォーム生産を支え続けている企画生産部の若手のエース。後輩の指導面では、非常に面倒見がよく高い評価を得ている。

先輩は生きた教科書。


分からないことは何でも聞くの正解

F.K

F.K

事業部は違いますがS.Nさんと僕は同じ2020年入社の同期で、一方のT.Jさんは僕にとって同じ部署の先輩です。2年だけ先輩で、部署内では一番歳の近い先輩にあたります。配属直後からずっと面倒を見てもらっていて、もちろん今も一緒に仕事をしている関係です。
T.J

T.J

企画生産部 生産課の海外担当は、中国やベトナム、ミャンマーといった海外の縫製工場に生地やボタン、ファスナーなどの付属品を送って、仕様書の通りに生産してもらえるよう調整を図るのが仕事です。中でも私はミャンマーにある工場との窓口を担当していて、F.Kくんにはそのアシスタントとしていろいろと手伝ってもらっています。
F.K

F.K

本来なら海外出張も多い仕事なんですが、今はコロナ禍ということもありリモートで工場と連絡を取り合っています。販売部にいるS.Nさんは、どんな風に取引先とのやりとりをしているのかな?
S.N

S.N

今はやっぱりテレビ会議や電話でお客様と連絡を取り合うことが多いですね。私の担当は、大阪や岡山のお客様が主なんですが、引継ぎのあいさつで訪問した以外は直接お会いする機会はなくて、とても残念です。
T.J

T.J

S.Nさんはすごく服が好きでチクマに入社したって聞いたけど、自分で着るのが好きなのかな?
S.N

S.N

自分で着るよりも、服を作るのが好きです。幼稚園の頃からミシンの使い方を教えてもらって自分で服を作るようになって、大学もアパレル学科に進んで服飾の勉強をしました。将来的には服を作る企画の仕事をしたいなと思っているんですけど、営業の仕事はとても勉強になることばかりです。アルファピア事業部では働くみなさんのためのユニフォームを扱っていますが、企業ごとにいろんなニーズがありユニフォームに求めるものが違っていて、毎日が本当に勉強の連続です。
F.K

F.K

僕たち生産課は、直接お客様とやりとりすることはないんですが、S.Nさんと同じように毎日学ぶことがいっぱいです。最初は本当に右も左も分からなかったんですが、頼れる先輩のおかげで、少しずつ自分でできることが増えてきました。
T.J

T.J

特に制度とか決まり事があるわけではないのですが、歳の近い先輩が後輩の面倒を見てあげるのが、チクマの新人の育て方になっています。私自身も先輩から実務を通していろんなことを学ばせてもらいましたし、F.Kくんにとっては私が指導役の先輩です。
S.N

S.N

私の部署でも同じような感じです。販売部には私の他にもう1人だけ女性がいて、この方が指導役になってくださいました。取引先を引き継いだのもこの先輩からですし、基礎から何でも教えてもらいました。取引先の担当者の方のほとんどが年配の男性で、何をどう話せばいいのか全然分からなかったのですが、実際に先輩がコミュニケーションを取っている姿をそばで見て、「こんな風にすればいいんだ」というのがすごく分かりやすく学べたと思います。
F.K

F.K

テキストでは学べないことを実務から教えてもらえるので、実際の仕事でも役立てることができるんだと思います。いつでも先輩が近くにいてくれるというのが、本当に心強いです。

「何でも教える」から


「任せる」に変わることの大切さ

T.J

T.J

毎年いろんな新人が入社してきますが、F.Kくんは特に構ってあげたくなるキャラクターで、部署の先輩みんなから可愛がられています。自分でもそんな風に感じてるんじゃない?
F.K

F.K

自分では分からないですけど、先輩たちには本当にお世話になっていて、最初は何でも手取り足取り教えてもらいました。でも最近は少しずつ自分で考えて判断するようになってきたように感じます。
T.J

T.J

入社したての頃というのは、何でも教えてあげないと何も分からないからね。F.Kくんからは在宅勤務時にもLINEで質問や相談が来たりして、四六時中一緒に仕事をしていたように思います。
F.K

F.K

先輩がいないと分からないことが本当に多くて、1つひとつ確認したほうがきっといいんだろうなと思っていたんです。仕様書を見て分からないこととかは、忘れずに確認するようにしていました。
T.J

T.J

最初はそれでいい。でも、ずっとそのままっていうわけにはいかない。だから、徐々に自分で考えて仕事をするように、あえて答えを教えないこともあるんだ。新人のうちは日報を書かないといけないけど、毎日書いているとだんだん書く内容に困っていくよね。何を書けばいいのか分からないから考える。教えてもらったことだけじゃなく、仕事をしていて気づいたことであったり、自分なりの考えをアプトプットすることがとても大切なトレーニングになるんだ。自分で考えて行動できる人には、安心して仕事を任せられるようになるからね。
S.N

S.N

私も先輩から仕事を任せてもらえる場面が増えてきました。今はコロナ禍の影響で、頻繁に展示会を開くことができません。入場者数を制限するために予約制で開催したりもしますが、さらに一歩進んでオンラインでの開催や動画コンテンツを使って商品を紹介したり、ECサイトでの販売を強化する取り組みが始まりました。会議でいろんな意見を出したり情報交換をしたりするのですが、指導役となっている先輩が動画づくりやオンラインイベントの担当に私を推薦してくださったんです。若い世代の方がSNSやオンラインに馴染みがあって、いろんなアイデアが出させるからだと言ってくださいました。全然まだまだ頼りない私なんですが、得意なことやできる仕事を任せてもらえるというのが、本当にうれしいです。
T.J

T.J

環境や立場が人を育てる面もあって、できることはどんどん任せた方が成長も早いからね。それとコロナ禍にある今はこれまでのやり方が全く通用しない場面もきっと増えていくはずだから、部署の垣根を越えて若い世代が積極的に意見やアイデアを出すことが重要になっていくんじゃないかな。
S.N

S.N

私たち若手は、自分に何ができるかを周囲に伝えていくことが大切だと思います。変に遠慮してしまうのではなく、自分から手を挙げた方がきっと周りの先輩たちにも喜んでもらえるので、任せてもらえるのを待っているだけでなくて、やりたいことをたくさん見つけていきたいです。

好きな仕事だから、


これからも変わらず頑張っていける

T.J

T.J

このクロストークを読んでくれるのは、これから社会に出ようとしている学生のみなさんだと思うんだけど、若手の2人が考える「チクマで活躍する人」ってどんな人だと思う?
F.K

F.K

先輩の中にはいろんなタイプの人がいて、一言で表すのはとても難しいのですが、1つだけ共通しているのは、やっぱり服が好きであることだと思います。もちろん僕自身も服が好きでチクマに入社しましたが、アパレルの仕事と言うのはとても奥が深くて、難しいこともたくさんあります。覚えることも多いのですが、服が好きな気持ちがあるからこそ頑張れるんじゃないでしょうか。
S.N

S.N

私もまったく同意見です。服が好きでなければ興味を持って仕事に取り組めないし、服が好きだからこそ大変なことも頑張れるんだと思います。私のように専門的に服飾について勉強する経験は必要ないかもしれませんが、服への興味がない人にはきっと向かないと思います。
T.J

T.J

会社に入る時点では、特別な知識や経験は必要ないし、先輩社員のほとんどが専門的な勉強をしたわけじゃないからね。でも無関心はダメだと思う。会社に入ってからしっかりと勉強しないと活躍できないし、勉強するためには興味を持って日々の仕事の取り組むことが絶対に必要になる。服が好きなら自分から進んで仕事に取り組む意欲やモチベーションも生まれてくるはずだからね。
S.N

S.N

先ほどもお話をしたように、コロナ禍にあってはオンライン戦略が事業の今後を大きく左右するはずです。普段からデジタルに触れている私たち世代だからこそ形にできることはきっとあると思います。今のこの環境を活躍のためのチャンスだと思って、いろんな仕事にチャレンジしていきたいですね。
F.K

F.K

本当にチャンスが多い会社だと思いますが、これからチクマに入る人に言いたいのは、最初は自信がなくても全然心配ないということです。僕なんか最初は電話を取るのにも一苦労していたぐらいですから。
T.J

T.J

どうしてかは分からなかったけどF.Kくんの子機の調子が悪くて、どうしても他の人よりワンテンポ遅れてたんだよね。だから人より少しでも早く着信ボタンが押せるようにしたりして。思い出すとちょっと笑っちゃうんだけど、一生懸命な姿を周りの先輩たちはしっかりと見てたよ。
S.N

S.N

一生懸命に頑張っている後輩がいれば、しっかり周りがフォローして応援するのがチクマのいいところですよね。
F.K

F.K

本当にその通りです。先輩と後輩の距離が近くて、何でも相談できる雰囲気があるんです。そんな楽しい職場の空気感が少しでもこのクロストークを読んでくれた方に伝わるとうれしいです。今度は僕たちが先輩になって、自分が先輩たちにしてもらったようにしっかりと面倒を見ていくので、服が好きな方とぜひ一緒に仕事がしたいですね!